オリジナルのマザーズバッグを販売することになった理由
ルカルカは、オープンしてから3年ほど、海外のマザーズバッグを取り扱っていました。
販売数量と取り扱い商品が多くなり、お客さまの来店が多くなるにつれ、「○○○で、○○○な商品が欲しいのですが、ありませんか?」
というご希望のお問い合わせを受けることが多くなりました。実際に、お客さまの声に耳をかたむけると、海外ブランドのマザーズバッグは、
「デザインはいいけれど、重たいバッグ」
「軽いけれど、可愛くないバッグ」
「軽いけれど、安っぽいバッグ」
と思われているということが分かり、自信を持っておすすめできるマザーズバッグが、仕入れ商品では対応が難しくなってきました。
そこで、ルカルカのオリジナルバッグの開発が、はじまりました。
バイヤーの実績が多くあっても、「ものづくり」という一から商品を作る難しさに直面しました。
ものづくりの経験がなかったので、職人さんや作家さんが通うバッグの専門学校に入学し、いちから、型紙づくり、縫製を勉強しました。
OEM、既存の商品に自社のタグを付けるだけということや、デザインや縫製を、工場さんに丸投げしたくなかったのです。
世の中には、バッグに限らず、「どうしてこんなデザイン?」「どうしてこんな品質?」という商品に出会われたことがあると思いますが、それは丸投げされたの愛の無い商品であることが多いのです。
すぐに、熟練の職人さんのように縫製ができるようになる訳ではありませんが、自分で一から学んだこともあって、どうしてこのバッグが安いのか、反対にどうして高いのかなど、つくりや素材を見る目が養われました。
オリジナルバッグを開発しようと思ってから、3年ほどの月日が経ちました。
現在、パタンナーさん、デザイナーさん、工場さんと共に、日々、商品開発をしています。