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私たちルカルカについて
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なぜ、マザーズバッグ専門店をはじめようと思ったのか
RucaRuca について
こんにちは。ルカルカ 店主の濱田です。
このたびはご来店いただき、ありがとうございます。
ルカルカは、オリジナルのマザーズバッグ、レディースバッグ、母子手帳ケース、ポーチ雑貨などを販売しております。
2005年にオープンして以来、これまで23,249個を越えるバッグをお客さまにお届けしてきました。(2021.7月現在)
開店当初は、商品の数も少なく、私一人で運営する小さなセレクトショップでした。
現在は、自社で開発した機能的で使いやすいバッグを販売しております。
なぜ、こだわりのバッグばかりを販売しているのか?
少し長くなりますが、お付き合いください。
なぜ、マザーズバッグ専門店をはじめようと思ったのか・・・?
それは、私が娘の3ヶ月検診の直前に、持ち物を準備していて、「これだけの荷物が入る軽いバッグなんて持ってないな…」ということに気づいたことがきっかけでした。
1ヶ月検診の時は、母が手伝いに来てくれ、車で一緒に検診に行ったので、そんなに不便を感じなかったのです。
しかし、3ヶ月検診は、引っ越ししたばかりの慣れない土地で、娘と二人きりでした。
「荷物は重いし・・・赤ちゃんも抱っこしないといけないし・・・」と、大きめの使いやすいバッグを、早めに用意していないことを後悔しました。
外出してバッグを買いに行くこともできず、あわててインターネットで「軽くて、大きくて、使いやすいバッグ」を探しました。
ですが、娘を産んだ頃は、まだ、インターネットの初期で、ネットショップが少なく、バッグの種類も限られていました。
しかも、商品の画像写真は小さくて見にくく、商品の説明も少なく、とても選びにくかったのです。
「本当に信用していいお店なのかな?」
「想像している商品と違うモノが届いたらどうしよう…」と、
不安に思いながらも、注文しました。
そして、注文して届いたバッグは、希望のデザインや色、機能など満たしておらず、とても残念な思いをしました。
その思いが、とても強く残っていたのと、少し娘が大きくなったこともあり、
「それなら私が、もっとステキなバッグを見つけてきて、もっと分かりやすくみなさんににご紹介しよう!」
と思ったのが、マザーズバッグ専門店 ルカルカのはじまりです。
はじめての育児に、とても悩みました
私は、積極的に子どもが欲しいというより、どちらかというと、子どもは苦手な方でした。
「子育ては大変」と周りからも聞かされていましたし、「子育てをする環境は昔とは違う・・・」などテレビ等でもよく報道されているし。
なので、妊娠が分かったときは、うれしい反面、正直なところ 「私に子どもが育てられるのか・・・」と、不安に思ったことを覚えています。
妊娠8か月のころ、夫の転勤で兵庫県から東京都に引っ越しました。
慣れない土地での初めての出産、そして子育てが始まりました。
やはり不安は、的中。
ひどい夜泣き、そして大豆、小麦、牛乳、卵の食物アレルギー、抱っこしていないとずっと泣く、後追い・・・
そして一番心配したのが、頭に500円玉よりも大きな苺状血管腫。
育児書に載っている悩みは、すべて悩んだんじゃないかというくらい、ずっと育児書とにらめっこしていました。
夫は仕事が忙しく、平日は朝早く家を出て、深夜に帰宅の日々。
慣れない土地で、ずっと赤ちゃんと二人きりで、夜の授乳や夜泣きで、体力的にも辛く、精神的にも落ち込む毎日でした。
育児のストレス解消は、外出すること
そんな子育て生活の一番の楽しみは、娘と一緒にお出かけすることでした。
なぜだか、ベビーカーに乗ると泣いてしまう娘だったので、いつもスリングで抱っこして、外出していました。
ずっと抱っこで外出するのは、家から少し離れた場所や、長時間だと、とてもキツイのです。
歩くようになる直前は、かなり体重も増え、本当に抱っこがとてもとても重かったのを覚えています。
ベビーとのおでかけに必要な荷物は、約1.5g~2kgほど。
さらに、バッグも重いと、体に負担がかかって、本当に辛かったのです。
しかし、転勤でほとんど誰も知らない場所に引っ越してきて、一人で子育てしていると、家の中でずっと二人きりの時間が長く、煮詰まってしまい、どんなに抱っこが重くても、外に出て気分転換したかったのです。
赤ちゃん連れのお出かけは、確かに楽ではありません。
それでも、公園に行ったり、近くの児童館のベビークラスに行ったり、夫の休日には、電車に乗って、買い物に出かけたり、流行りのスポットにも行きました。
やはり、外に出かけると気分転換の効果は大きく、娘も笑顔、私も笑顔になれました。
子どもが、もうすぐ2才になる頃、夫の仕事の事情で、また兵庫県に戻ることになりました。
はじまりは小さな輸入セレクトショップでした
兵庫県に帰ってきてからの子育ては、おじいちゃんおばあちゃんの協力も得られ、私も一人きりで格闘していた時より、時間も少しはできてきました。
東京で一人きりの子育てを経験した私は、
「きっと、同じように悩んでいる人がいるはず」
「知らない土地で、一人で子育てに奮闘している人もいるはず」
「外に出掛け、気分転換したいママも大勢いるはず」
「育児と仕事の両方に使えるバッグを探している人もいるはず」
それなら、気持ちの分かる私が、軽くて大容量で、いかにもママバッグに見えないようなマザーズバッグをご紹介し、少しでもお役に立てれば!
そんな想いではじめた開店当初は、海外ブランドのマザーズバッグを輸入し、商品の数も少なく、私一人で切り盛りする小さなショップでした。
とにかく、インターネットショップは、手にとって見ることが出来ません
お客さまが少しでも分かりやすいよう、できるだけ大きな画像で、見やすく、色もできるだけ実物と同じように心がけました。
また、開店当初から、返品・交換につきましては、お求めから8日間まで承ることにいたしました。
少しずつですが、お客さまに喜ばれるようになり、私ひとりでは、対応しきれなくなってきましたので、夫に代表として入ってもらいました。
そして、事務所から車で1時間くらいに位置する兵庫県西脇市の物流センターに在庫を移し、そこから商品を発送させていただくようになりました。
また、平成20年には、株式会社にいたしました。
販売数量と取り扱い商品が多くなり、お客さまの来店が多くなるにつれ、「○○○で、○○○な商品が欲しいのですが、ありませんか?」というご希望のお問い合わせを受けることが多くなってきました。
どうしてママバッグを開発することになったのか?
お客さまの声に耳をかたむけると、
海外ブランドのマザーズバッグは、
「デザインはいいけれど、重たいバッグ」
「軽いけれど、可愛くないバッグ」
「軽いけれど、安っぽいバッグ」
と、思われているということが分かり、
自信を持っておすすめできるマザーズバッグが、仕入れ商品では、数が少なく対応が難しくなってきました。
そこで、ルカルカのオリジナルバッグの開発が、はじまりました。
バイヤーとしての実績がいくら多くあっても、「ものづくり」という一から商品を創る難しさに直面しました。
じつは、どんなバッグでもよいのであれば、すぐに商品化できます。
また、どこにでも売っているような普通のバッグを、ママバッグとして販売することも可能です。
でも、納得できるデザインと機能性としての使い心地の、両方を兼ねそなえるバッグ、しかも、日本製の素材で、日本で生産するということは、とてもハードルの高いことでした。
商品は溢れかえっているのに欲しいモノがない・・・
ものづくりの経験がなかったので、職人さんや作家さんが通うバッグの専門学校に入学し、いちから、型紙づくり、縫製を勉強しました。
そこでいろいろ学ぶうちに、バッグ業界、ファッションアパレル業界についての現状もよく知ることが出来ました。
世の中には、バッグに限らず、
「どうして、こんなデザイン?」
「どうして、こんな品質?」
という商品に出会われたことがありませんか?
それは、とにかく安く仕上げるために、工場で昔からある商品の型を使ったり、ブランドネームタグを付け替えるだけの商品や、以前の生産で余っている生地を使ったりするOEMなどの方法だったり、海外生産の信じられないくらいの安い人件費で成り立っている、愛の無い商品が多いからです。
「ルカルカは、そんな愛の無いバッグは作らない!」そう固く決意しました。
その後、すぐに、熟練の職人さんのように縫製ができるようになる訳ではありませんが、自分で一から学んだこともあって、どうしてこのバッグが安いのか、反対にどうして高いのかなど、つくりや素材を見る目が養われました。
オリジナルバッグを開発しようと思ってから、3年ほどの月日が経ち、ようやく商品化できる納得のいくバッグが完成しました。
日本製にこだわる理由
オリジナルのバッグをはじめるにあたって、とにかく、「自分も欲しい!」と思うようなバッグが完成するまでは、絶対に商品化にはしないと決めました。
度重なる試作品を経て、商品化されたあとも、自分が乳児を子育てしていた当時のことを思い出し、周りの方にお願いしてモニターになってもらったり、協力していただけるお客さまに直接お話しを聞かせていだだいたりなど、
改良を少しずつ重ね、理想のバッグに近づけるよう、日々、試行錯誤を重ねております。
♡素材も縫製も安心安全な日本製であること。
♡シンプルで、必要な機能がギュっと詰まったデザイン。
♡カジュアルな場面でも、キチンとの場面でも、両方に対応できる柔軟さ。
♡きめ細やかな心地よいしつらえ。
一番大切なことは、ママが手にした瞬間ふわりと気持ちが華やぎ、笑顔になれること♡
とにかく、一生懸命に子育てしている方に、届けたいという想いを胸に、商品づくりをしています。
とてもこだわっているので、日本製の素材と、日本の数少ない熟練の職人さんに作っていただかないと、目指すべきクオリティの高いバッグが実現しません。
また、バッグのデザインをする際に、バッグ専門のパタンナーさんと、服飾専門のパタンナーさん、両方の方に入ってもらっています。
バッグの専門性と、服飾の専門性、バッグのしっかりした造りと、服飾のしなやかで柔らかい要素を取り入れることで、使い心地がよく、ありそうでなかなか無いバッグとなっています。
現在は、外部のパタンナーさん、デザイナーさん、工場さんと共に、商品開発をしています。
商品点数は少ないですが、今後も、あせらず少しずつ、納得できるバッグだけを増やしていく予定にしております。
子育ては、大変なことも多いけれども・・・
子育てって、大変で、気持ちが沈んでしまったりする日もあると思います。
もしかすると、出産前で不安になったり、子育てに自信が持てなかったり、仕事と育児の両立など、体力的にも精神的にも、ヘトヘトの方もいらっしゃるかもしれません。
今、不安だったり、大変な時期の方も、「あの時は、必死だったな〜」と、私のように、きっと思う日がくると思います。
私の娘も、夜泣きも2才半でおさまり、食物アレルギーも克服し、苺状血管腫だった部分の髪の毛も生え、ママが見えないと泣くといったこともなくなり、幼稚園や小学校に行くようになると、友達など外の世界へと興味が、どんどん広がっていきます。
「小さい時期は、あっという間」とは、よく聞きますが、本当でした。
今思えば、もっと色んなところへ出かけ、もっと写真を撮っておけばよかった。乳児期や幼児期のママを、もっともっと楽しめばよかったと。
そして、ママである自分に対して、自分を責めたりせず、もっと優しく甘やかしたりしても、よかったんじゃないかと。
この文章を読んでいる、今、大変な方、ぜひぜひ、自分に優しくしてくださいね♡
ママが笑顔になれるお手伝いが少しでもできれば・・・
「赤ちゃんとの外出が大変なママが、バッグひとつで、笑顔になれたら・・・」
自分のことが後回しになりがちなこの時期だからこそ、お気に入りのバッグを持ってお出かけする。
なぜだか、お気に入りのバッグを持ってお出かけすると赤ちゃんと一緒の大変なはずの外出も、心も荷物も軽くなるから不思議です。
何といっても子どもは、ママが笑っていると、とっても嬉しいですよね。
赤ちゃんには、「ママの笑顔」が一番です。
ママが明るくイキイキ、笑顔になれるお手伝いが少しでもできれば・・・
と、日々奮闘しております。
マザーズバッグ専門店 ルカルカは、インターネット販売店ですので、実物を目で見て触って確認できません。
そのため、できる限り多くの写真を掲載し、文章で商品の特徴などをお伝えしています。
それでも、イメージと違った場合は、返品・交換を受け付けております。
使い続けているうちに壊れてしまった場合は、国内のバッグ専門縫製工場と提携しておりますので、お修理も承っています。
ママとベビーのお出かけが、もっと楽しく、笑顔いっぱいになれるよう、赤ちゃんとお出かけするシーンを想像してワクワク楽しみながら、じっくりご検討ください。
商品についてのご質問や、こんな商品が欲しいなどご要望がありましたら、どんな小さなことでも、お気軽にお問い合わせください。